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Report by
sakumax photo by ka-c。 |
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お待たせいたしました。今回アンリミにとっては、初めての白河だったのですが、多数お集まりいただきまして誠にありがとうございます。そして、ウィーリ松浦さんをはじめファミリーの方々にも多大なるご協力いただき感謝申し上げます。さて、天候はとても穏やかで、自然にあふれた会場で、とても楽しい時間をみなさんと過ごすことが出来てうれしかったです。バリエーション豊かなコースはいかがでしたでしょうか?どの方も笑みを浮かべて走られていたので満足していただいていたのではないでしょうか?懸念された帰りもそんなに渋滞せずに帰れたのではないでしょうか?帰ってから、筋肉痛でお悩みの方もちらほら・・・・・
午前9時、ヒート1が始まる。尾根伝いを用いたスカイラインが特徴のヒート1は、コースレイアウトがロングでダイナミック。MXコースと林間コースを3:7で組み合わせている。 ローリングスタートの後、2周目からレースが開始。先頭を走るは#9林謙吾・斉藤徹也 組だ。しかし、2周目からトップに立ったのは#31小林一也。CRF450Rを駆るスピードは、さすがIBといったところか。パワフルな走りでリードを広げはじめる。しかし、突如4周目にトップに立ったのは#30小池昇。ピットエリアでは「おやじイケー」と声援が飛ぶ!林間コースでミス?だがしかし、MXコースで圧倒的に速い小林。即座にトップを奪い返す。3番手に付けていた#3濱田浩次もひたひたと追い上げを見せる。一方、小池は小林についていく事ができない。オーバーペースが祟ったか?周遅れも出はじめてトップ争いをさらに混沌とさせる。2番手との差は6秒に広がり、小林は振り返る余裕も見せる。そして6周目、ついに濱田が2番手に浮上する。林間コースで速い濱田は、小林を追撃。テールtoノーズで戻ってくるがMXコースでは差が開く。一方、小池は林間コースで転倒したのか、30秒離されて単独3番手のポジションを走行する。レースは中盤に差し掛かり、唯一のアンリミテッドエキスパートの小林は、徐々にリードを広げる。だが、MXスタイルの小林はキャメルバックを装備していない。一方、2番手濱田と3番手小林はキャメルバックを装備。水分補給しながら走行を続ける。はたして後半に影響するか・・・。 レースは13周目、#48の高仲浩が3番手に浮上。1周目は11番手だったものの、ハイペースで追い上げると濱田に接近していく。一方、トップを行く小林は独走状態となり、16周目には2番手濱田との差は70秒まで拡大。濱田にミスがあったのか?これは3番手に付けていた高仲にとっては願ってもないチャンスだったはず。だが、なんとMXコースでスローダウン。リアタイヤがパンクしているではないか!高仲は運に見放されたか?ペースを落としながら完走を目指すしかない状況。う〜ん、残念でした。これで3番手には小池が復活。レースはスタートから90分が過ぎ、18周目にトップ小林がついにピットイン。パドックに戻って給油&水分補給する。後に、これが勝負の分かれ目になる。その1分後、同じ周回で濱田もピットイン。だが濱田はピットエリアでガスチャージすると、すばやく戦列復帰。濱田がトップの座に付くことになった。すぐ後ろにはノンストップ作戦の小池が、2番手に急浮上!一方、独走状態だったはずの小林は、トップ濱田から約100秒遅れでのピットアウト。作業に時間をかけすぎたか、3番手にポジションダウン。残り30分で、はたして逆転できるか? 19周目に入りトップ濱田と2番手小池の差は17秒に拡大。3番手の小林もペースを上げるが差を詰める事はできない。トップ濱田は終盤にファステストラップ4分56秒をたたき出すと独走状態に突入。最後は2分もの大量リードを築き、見事にヒート1を制した。そして2位はノンストップで走りきった小池がポジションを守りきる。3位は、2周目から18周目までトップだったがピットワークで負けた小林という結果に終わる。 ![]()
#3 濱田浩次 ヒート1優勝
![]() ビギナークラス60分耐久は、#27早川健紀が安定した速さを見せ、#29小池風駒を振り切って優勝。これをステップに、将来のトップEDライダー目指して頑張ってほしいです! そして、そのキッズに続いて石川選手と斎藤選手が3位と4位。この二人はお友達。自走出来ていたらびっくりだったのですが、さすがにね・・・楽しめましたでしょうか?ビギナーにとってはきつい登り下りもあったと思います。でも終わってみれば1周を7分から8分ぐらいで周回出来ているではないですか!!すっごいですよね。「こんなところ走れるのー!!」って思いながら走った1周目は、心臓が張り裂けそうだったのかもしれませんね。そのワクワクドキドキと終わった後の達成感は、いかがでしたでしょうか?是非、ビギナーの方々でこのコースでの体験談を教えてもらえたらうれしいです。まだ、エンデューロにデビューしたいけど出来ていない、デビューしようと計画中の仲間にとって、参考になる体験談があると良いと思います。
Fullさん、かわいいツインズの応援に後押しされたご夫婦参加の石坂香織さん、そして最後の最後まであきらめずに走っていただいたタニコウさん。ご参加いただき、本当にありがとうございました。このコースを走れたのですから、他のコースも問題なく走れるのではないでしょうか!次なる目標を持ってモトクロスに触れ、親しんでいただきたいと思います。
ランチタイムをはさんで、午後1時半に90分逆周りのヒート2がはじまる。#30小池、#31小林が不参加となる。残念。そしてヒート2のオープニングラップ、トップに立ったのはヒート1の雪辱に燃える#48高仲だった。#3濱田がオーバーランした隙を見逃さずにリードを奪う。しかし、2周目の林間コースでは濱田がオーバーテイクに成功する。ウイリー松浦ファミリー同士のバトルは、一進一退の攻防戦。レースは中盤に入り、トップ濱田と2番手高仲の差は20秒まで広がる。だが、7周目に2台の差は一気に縮まる。濱田にミスが出たのか、高仲が10秒差まで追い上げていた。背中が見えるポジションで完全にロックオン状態。これは面白くなってきた。高仲はヒート2のファステストラップをたたき出すと、バトルは10周目まで続いた。だが、ここから2台の差は80秒まで広がる。なんと今度はフロントタイヤがパンクした高仲のYZ250F。今日はつくづくついてない!高仲はペースを落とし周回遅れになるしかなかった。これで濱田は独走状態。一方、2番手争いは#71今泉・菊池 組と#59縣毅史の戦いになる。ライダー交代で接近したが、やはり後半の体力勝負では2人組が断然有利。結局、縣はトップ濱田に捕まって周遅れとなり、2位争いは終了。濱田は全員ラップする勢いで独走し、両ヒートを制して完全優勝を決めた。そして唯一、濱田と同周回でチェッカーを受けた今泉・菊池 組が2位に入る結果となる。 #3 濱田浩次 ヒート2総合優勝
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