会場:MX408 
 
開催日:2/6
 
 
天候:晴れ
 
コンディション:ドライ
 
 
2011年 
リザルト 

38分
 
クラス・順位 
 
総合結果
 
ラップチャート 
 

69分
 
クラス・順位 
 
総合結果
 
ラップチャート 
 

79分
 
クラス・順位 
 
総合結果
 
ラップチャート 
 


写真


79分練習走行
 
38分練習走行
 
69分練習走行
 
 
■79分

79分決勝No.1 
 
79分決勝No.2
  
79分決勝No.3
 
79分決勝No.4  
 
79分決勝No.5 
 

■38分 
38分決勝
 

■69分

69分決勝No.1 
 
69分決勝No.2 
 
69分決勝No.3 
 
69分決勝No.4 
 

 
パドック・表彰式





 

79分
 9時45分、車両搬入が開始される。各車がゼッケン順にコースインする中、#36ワイルドターキーが大きく遅れる。KDX200Rは寒さでカブったか?最後尾から発進。一方、昨年から連勝記録を伸ばしていた#41ユニバーサルソルジャーKは、練習走行でクラッシュして右手を負傷したためDNSとなる。残念。
 ローリングスタートが終わり、日章旗が振られて2周目からレースは始まる。トップはいつものごとく#1バタがキープ。2番手には中国出張から一時帰国の#2加藤伸一が続く。そして3番手に#3野本政明、#4高尾和行と市販車クラスの実力者が上位をキープ。一方、コンペクラスでは#32江上雄二がグイグイとポジションを上げる。これは早めに仕掛ける作戦か?!その背後には、久しぶりの参戦となる#34山中一範が食らいついているぞ。これは面白くなりそうだ。
 3周目に入り、加藤のペースが上がらずポジションダウン。2番手には加藤の同僚である高尾が浮上した。そして3周目には野本が3番手に。だが、この間にトップのバタはリードを6秒に拡大していた。
 4周目、コンペクラスの江上と山中がバトルを繰り広げながら、市販車クラスを次々パスしていく。ブランクを感じさせない走りを見せる山中は、RM125で激しい追い上げを見せる。そして5周目、ついに江上をストレートで捉えるとオーバーテイクを決めてコンペのトップに浮上!あとは市販車クラスをパスするだけとなった。一方、最も大きいゼッケン#103をつけるMr.Gは、34番手から11番手にジャンプアップ!2StのYZ250では初レースとなるが、優勝争いに加わることができるか?!
そして後方では#63植松寛が転倒を喫しリタイヤとなる。
 6周目、ついに山中が3番手までポジションアップ。トップに浮上するのも時間の問題だが、ここから市販車の高尾が粘りの走りを見せる。一方、コンペ2番手の江上は、山中に遅れること15秒。今日はついていけないか?!
 そして8周目、ついにMr.Gがコンペクラスの3番手(総合6番手)に浮上。しかし、リアホイールにコーステープが絡まっているぞ!大丈夫か?そして市販車のトップ争いにコンペの山中が割って入ると2番手に。さらに10周目にはついにバタを捕えると、トップに浮上。ここから山中は一人旅となる。そして11周目にはついに江上がバタをロックオン!毎回お約束のトレールXR vs レーサーXR250のバトルが開始される。バタは14周目までこらえたが、その後はパスして2番手に。なんとその背後にはMr.Gが迫っていたが、エンストしてしまい振り出し状態に。まだまだYZ250に慣れていないためなのか。午後の69分クラスがメインレースということもあってか、無理はしないようだが、それでも2位を狙って追い上げる。
 19周目、サインボードの助けを借りてようやくバタを捉えたMr.Gは、23周目ついに江上もパスして2番手に浮上!本来は1時間を過ぎたところで給油する予定だったが、そのままレースを続行した。一方、トップの山中は1分もの大量リードを築いており、クルージングモードに入っていた。
 結局、レースはこのままの状態でファイナルラップを向かえる。
 久々の参戦ながらスピードの衰えを感じさせない走りを見せた#34山中一範が、最終的に1分半近いリードを築いて独走でチェッカー!そして、Mr.Gがガッツポーズでフィニッシュして2位に。3位には江上が入った。そしてなんと、トップと同一周回で踏みとどまったバタが総合4位で市販車クラス優勝!去年からの連勝を継続した。


#34 山中一範 79分 総合優勝 
「久しぶりのレースでした。2stに乗り換えたので疲れました。3ヶ月前にRM125は新車で買いました。以前に乗っていたRMZは売ってしまっていたので、それまで長い間乗ってなかった。Mr.Gが追い上げてくると思っていたので、青いバイクが常に気になってました。今年は15万円商品券が目標です(笑)」

 

#103 Mr.G 79分 総合2位 
「ガソリン給油する予定だっったけど江上さんとバトルになって、結局ピットインしないまま走ってしまった。レース後に見たら、まだ2~3L残っていて、全然余裕でした。パワーがあるのでストレートで追い上げられて良かった。”周遅れゆずれ”と戸田茂さんがサインボード出してくれたし(笑)」

 

#32 江上雄二 79分 総合3位 
「2stの2台にやられてしまいました。レース序盤に頑張ったけど、山中君にパスされた。その後は2位を走行していたけど、また後ろから2stの音がしてきて、ストレートでMr.Gにパスされてしまいました。次回も頑張ります」


#1 バタ 79分 市販車クラス1位 
「今日はバイクが調子良くて、頑張れた。前半の30分くらいはトップを走れたし、その後は江上さんとのカラミも楽しめました。2回転倒したので最後は危うく山中くんにラップされるところだったけど」


 

38分
 11時28分、ローリングスタートが始まる。コースは部分的にショートカットとなり、初心者でも走り易いよう配慮された。#1杉山政美を先頭に、#24まー坊、#30ヤマチャン、#104井原社長と続く。さらに、#51ぞえ、#70関駿、#71高比良英雄、そして#50柳真由美というオーダーでレースが開始された。
 2周目に突入し、トップの杉山は7秒にリードを拡げる。一方2番手は、ストレートでオーバーテイクを決めたヤマチャンが浮上。今回はCRM80から新車のKLX125に乗り換えて初参戦だが、快調にペースを上げていく。
 後方では関vs高比良のシニア同士のバトルがヒートアップ。テーブルトップで並んだ高比良は、オーバーテイクを決めてシニアクラスのトップに浮上した。WR250Fでハイペースに追い上げる高比良だが、抜かれた関もあきらめずに食らい付く。今回は関もYZ250Fで出走しており、パワーでは誰にも退けを取らない。オーバー60のバトルは見物だ。
 レースは3周目に入り、ついにKLX125のヤマチャンがトップに立つ。2番手に杉山、3番手にまー坊、4番手に井原社長が続く。だが後方からは怒涛の追い上げを見せる関が、ストレートでまー坊と井原社長を立て続けにパス。2番手争いはXR230 vs YZ250F vs SEROW vs KLX110という、ファイヤーEDならではの異色バトルを繰り広げる。一方、高比良はタイトなコーナーでミスが出てしまい、大きく離された。
 5周目、トップのヤマチャンはリードを35秒に拡大。「ジジガンバレ~!」と声援も飛ぶ。一方、2番手には杉山、3番手に関、そして4番手にはハイペースで追い上げてきた高比良が続く。ここから仕掛ける高比良は、再び関をオーバーテイク。立て続けに杉山もパスして、気が付けば2番手に浮上しているぞ!乗れている高比良は、トップのヤマチャンに対して毎周5秒ずつつめていく。
 そして10周目、ついにストレートで高比良がヤマチャンをパスしてトップに浮上!ヤマチャンは無理にブロックすることなく、クラス優勝狙いに切り替えたようだ。一方、3番手に付けていた関が転倒!再スタートに手間取り、なんと周回遅れになってしまった。う~ん、残念。
 レースは結局、終盤に20秒もの大量リードを築いて逃げ切った#71高比良英雄が38分のレースを制し、総合優勝。2位に入った#30ヤマチャンがKLX125クラス優勝。そして3位の#1杉山政美がビギナークラス優勝となった。そしてレディスは、#51ぞえがクラス優勝を果たした。


#71 高比良英雄 38分 総合優勝 
「楽しかったです。そろそろ79分はキツいと思って、今回は38分シニアクラスに出ました。ファイヤーEDでは初優勝。一生懸命走った甲斐がありましたね。ワダチで転倒したときはダメかと思ったけど、セルがついてるのですぐかかって良かったです(笑)」


#30 ヤマチャン 38分 KLX125クラス優勝 
「バイクは思ったよりも速かった。ただ転ぶとエンジンが停まってしまうので、転ばないように走りました。38分で走行距離は20kmくらいだったかな?今日のコースは逆回りで朝は危険だったけど、ショートカットされてからは楽しかった」


#1 杉山政美 38分 ビギナークラス優勝 
「最後は井原社長が後ろから来ていたので、逃げ切れて良かったです!3回目で初優勝したので、次は79分市販車に出たいですね」





#51 ぞえ 38分 レディスクラス優勝  
「今日は最初こわかったけど、最後は楽しめました。また勝っちゃって、いいんですかね?問題なければ次もレディスクラスに出たいです(笑)」





69分】
 13時、車両搬入が開始される。お昼休みに散水が行われたものの、ほとんど影響なし。そしてクラッシュの多かった連続ジャンプは迂回されて、ローリングスタートがはじまる。#1戸田茂を先頭に、#2ホリナカキヨシ、#3たけだ、#4村田裕、#5Mr.G、#6藤堂豪と続く。今回から藤堂もCRF100Fにマシンチェンジ。そして教え子の#14もっち~みちゅるペア、#17よっち今野ペアがレース初参戦。これは士気が高まる。
 日章旗が振られ、2周目からレースがスタート。すると、いきなりホリナカが戸田にオーバーテイクを仕掛ける。しかし、インをキープする戸田をパスすることはできない。一方3番手にはMr.Gがポジションアップ。その背後には#7大木正と#9イケメン11モデル木内克己が続く。ミニコース区間を戻ってきたときには、戸田vsホリナカvsMr.Gのトップグループに、大木vs木内vs#11長澤昌紀のセカンドグループが迫る展開となる。
 そして3周目、ストレートで仕掛けたMr.Gが2番手に浮上。すると立て続けに戸田もパスして、一気にMr.Gがトップに立つ! 午前のレースでコース予習はバッチリなMr.Gは、序盤から躊躇なく飛ばしている。体力は大丈夫なのだろうか?
 4周目に入ると、木内と長澤の2台がテールtoノーズでバトルを繰り広げながらトップ争いに接近。一方、大木と藤堂はポジションを下げていった。そして戸田も、ペースが上がらないのか、ホリナカにパスされ3番手に後退。一方、4ストミニの後ろからはMX85クラスが追い上げ開始。#66プーと#32池田宏嗣そして#35新型マーチの3台がポジションを上げてきた。
 トップ争いは6周目、ついに木内が3番手に浮上。そして8周目にはホリナカを攻略して2番手に浮上!Mr.Gを追い上げる。背後には長澤も食らいついている。一方、戸田は4番手に。そしてホリナカも5番手にポジションダウン。トップ争いからは後退していった。
10周目に入ると、ついに木内がMr.Gをロックオン!激しいトップ争いを繰り広げる。8秒後方で長澤が3番手をキープ。三つ巴のバトルを期待したが、木内のペースに付いていくことが出来なかった。
 レースはここからマッチレースと化していく。逃げるMr.Gと追い上げる木内。二人は周回遅れを交わしながらテールtoノーズの状態をキープしていく。3番手の長澤は、トップ争いに加われないまま、時は過ぎていく。今日のMr.Gと木内は速すぎなのか?後方からはMX85クラスのバトルを抜け出した新型マーチが4番手に浮上。徐々に長澤を追い詰めていく。
 Mr.G vs木内のバトルはこのままレース終盤まで続く。しかしトップを死守するMr.Gに、2番手木内はオーバーテイクポイントを絞れないようだ。Mr.Gは、ガチンコバトルで一度でも前に出せば自分が負けてしまうと分かっていたようだ。一方、3位争いは23周目、ついに新型マーチが長澤をパス!だがその追い上げも時既に遅し。トップ争いの2台は25秒も先だった。
 そしてレースはファイナルラップを迎え、トップのMr.Gに木内がサイドbyサイドのバトルを仕掛ける!しかし、ここで周回遅れが間に入り、ジ・エンド。木内はラストチャンスを失う。結局、Mr.Gがチーム内バトルを制して栄光のチェッカーを受けた。2位には悔しさを顕わにする木内、そして3位に新型マーチが入る結果となった。


#5 Mr.G 69分 総合優勝 
「レースは最初からハイペースで行った。ぶつけられたけど、快心のレース内容だったと思う。今日は実力で勝てたので2位と3位の人は僕を見習ってもっとがんばってください(笑)」

 


#9 木内克己 69分 総合2位     
「どこをどうやっても抜けなかった。悔しい。無理にでも当てて前に出れば良かったかな?インを抑えられて、ストレートでは同じエンジンなので並ぶのがやっと。パスできなかった。今日は反省会を開きます」

 



#35 新型マーチ MX85 クラス優勝 
「マニアックなコースレイアウトで疲れました。前は全然見えなかった。最初にコースアウトしてしまったけど、安全に走れて良かった。次はCRF150RかKDX220で出ようと思ってます」

 



#88 コケ姉 69分 レディストップ賞 
「エンストしている方が長かったので、あまり良いレース内容ではなかったですが、次も頑張りたいと思います」