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開催日 : 5月1日 ■MINIMOTO ■LITES
会場 : オフロードヴィレッジA スーパーエキスパート スーパーエキスパート
天候 : 晴れ エキスパート エキスパート
コンディション : ドライ ジュニア ジュニア
  ミドル ミドル
  ノービス ノービス
  ビギナー ビギナー
ポイントランキング ライツクラス ミニモトクラス
男子総合  ■女子総合
チーム ランキング メーカー別

年齢別 

■地域別
MINIMOTO #11sakumax からオンボードカメラの提供がございました。ご覧ください。

 http://youtu.be/RS2nvUw46B0

http://youtu.be/uCSqCer-gNE http://youtu.be/GzgrwelzB7U
     

 【ライツ エキスパート&ジュニア】
ヒート1
 今回のライツ上位クラスは、EX&Jrの混走のレース。エキスパートがJ1一人。Jrが11台の合計12台でのレース。
  ホールショットは、遠路はるばる山形県から来てくれた#111のぶで、続いて#17オノコーチ、そしてオープニングラップはオノコーチがGET!エキスパート#150 J1は出遅れて1周目を5番手で通過。このままのみ込まれたままの時の表彰台でのJ1の言いわけコメントがどうなるのか?ちょっとワクワク。

  ジュニアクラスの1周目の順位がオノコーチ・のぶ・#34山中一範・#521ホーゾー・というオーダー。
2周目に入って、いつもファイヤーEDでも速さを見せてくれている山中がトップに躍り出てそのまま逃げ切ってしまうかの勢い。この時点ではエキスパートJ1はまだ5位のポジション。トップオノコーチは一つ順位を下げて2位。のぶ・ホーゾーと続く。
 そして3周目に入って、EXの意地を見せてJ1が一気にホーゾー・オノコーチを抜いてのぶの後ろにピッタリ。トップ3台は山中・のぶ・J1の三つ巴になった。
 4周・5周とそのままのポジションでJ1のウォッチングタイム!前の2台の動きをじっくり観察しながら、6周目・7周目でひとつづつ順位を上げて来て7周目にはちゃっかりしっかりトップに浮上。実力を見せつけてくれた。ある意味、ちょっとホットした感じ。

 それでも、山中はジュニアクラスのトップをキープし、逃げていくJ1の後ろにしっかりとついていきのぶを抑えて周回を重ねる。オープニングを飾ったオノコーチはジュニア3位のポジションをキープしていたのだが8周目に遅れてしまう。
 スタート6番手の#82バーニーは後半にかけてじわじわ順位を上げて来て8周目にジュニアの3位につけてのぶの背中を追いかけるが、なかなか差が縮まらない様子。自分自身のエンジンがまだかかっていないのかな?

 J1は後半稼いだアドバンテージを余裕に変えながら最終ラップを軽くながしてエキスパートの貫録チェッカーを受けた。
 一方、山中とのぶのジュニアトップ争いは、レース終盤にかけてずっと続いていたがレース巧者な山中が、のぶに付け入るスキを与えずしっかりと押さえきってチェッカーを受けた。3位にはバーニーがラストの追い上げをみせてのぶのテールまで追い付くものの時間切れ。ヒート2はどんな展開になるのか楽しみです。
 

ヒート2
 ホールショットはのぶ。が、なんと!抑えきれずにコースアウト。変わって飛び出したのが、ヒート1でもオープニングラップを取ったオノコーチ。2番手にキャプテン?
  ん!なんと?あれだけ待たせたキャプテンが2番手ではないですか?  実は、スタート前にエンジンがかからずみんなで押しがけ・鬼キックを連発し、以前トイレストップをさせたカツオくんも恩返しとばかりに友情参加し頑張りました。結局、プラグ交換をしてエンジンをかけてスタートをしたというなんともアットホームなご迷惑な騒動があったのです。ちゃんちゃん。
他の方々には、お待たせして誠に申し訳ございませんでした。m(__)m

 そして、レースに戻りましょう。

 そんなこんなで、#151キャプテンがスタート良く飛び出し3コーナーをクリアしてトップに躍り出て、山中・J1・ホーゾー・#25奈良原・オノコーチと続く展開。しかし、2周目には実力に勝る山中・J1がそれを阻止し、ワンツーと浮上。キャプテンを抑え込んだ。
  トップ山中は久しぶりのスプリントではないのでしょうか?でも走りは冴えています。そのままJ1を抑えきってチェッカーを受ける勢いを感じます。山中・J1・キャプテンが2秒ほどづつほぼ等間隔でトップグループを形成し、レース中盤まで小康状態。このトップグループにホーゾー・SHU・奈良原と続く第2グループ。5周目に奈良原がSHUをとらえてジュニアの4位に浮上。

 トップグループでは、山中がペースを上げてJ1がそれについていき、キャプテンが少しづつ遅れてきた様子。J1は後ろから山中のラインをしっかりと見ていてコーナーごとにラインを変える。そして迎えた7周目。6コーナーから7コーナーにかけて山中が単独転倒を喫してしまい大きく順位を落とす。楽になったJ1はトップに浮上し今度はキャプテンの追撃を受ける。ジュニア2位争いはホーゾーと奈良原の勝負。
第3グループは#924クニちゃんとバーニーの争いで、第3グループまでそれぞれの一騎打ちが白熱する展開。

 トップJ1はラスト2周になってペースを上げ、少し疲れの見えるキャプテンの追撃から逃げ切って余裕のチェッカーを受けた。そして、ジュニアの2位争いは、5周目からずっと奈良原の猛追を受けながら試練のレースを強いられたホーゾーが半馬身差で我慢のチェッカーを受けた。

 ジュニアの総合順位は、入れ替えが激しくなんと!6の1でキャプテンが1位。4の2でホーゾーが2位、2の7でのぶが3位という結果になった。表彰台ではキャプテンが待たせた皆さんに「ごめんなさい」と陳謝し、2位のホーゾーはその待たせられた時間を、散水の濡れた路面を乾かしてくれたとフォローするコメントを残してくれた。大人ですね!。

【ライツ ミドル】
ヒート1
 スタートキラーの#88廣瀬文雄ホールショット!予選でもインチキスタートでフライングをしてしまった病み上がりの61歳は、久しぶりのレースにかなり気合が入っている様子。それにしても病と闘うには「もう一度バイクに乗りたい!」とかっていう気持ちで克服したんでしょうか?病み上がりとは思えない走りです!!本当に。
 そしてそして、それに続くお方も素晴らしい。御歳65歳の#727石井克己。昔は全日本も参加されていたという石井さんは、周りの若い者にひきつられて再びレースに帰ってこられたようですが・・・素晴らしい走りで他のライダーを圧倒。

 そしてオープニングの3番手に#119岩田敦志・#9高橋和巳・#28フクオと続きます。

 ミドルクラスはベテランライダー二人がレースを引っ張る展開で幕をあけました。2周目までは廣瀬がトップ。しかしながら3周目に入ってあえなく転倒。神様があまり頑張りすぎないように制御してくれたのかもしれませんね(>_<)。変わってトップに立ったのは岩田。それに2秒遅れで#37山英靖。トップの争いは序盤からこの2台の一騎打ちの展開。それに続いて高橋の追い上げも気になる。

 第2グループは石井と#50FUJIPAPAの一騎打ちだが・・・レースの後半FUJIPAPAは娘の応援むなしく力尽きていってしまう・・・(・。・;。

 トップの岩田VS山の争いは中盤に動いた。6周目の最終コーナーできっかけを作った山は次の第1コーナーでインに入ってトップに浮上。そのまま逃げ切りモードに突入。そして2位争いが岩田と高橋に切り替わり、3番手の石井の背後にFUJIPAPAを抜いて勢いをつけてきたフクオが迫る。
 トップ山はそのまま徐々に引き離し、2番手争いは現状キープ的なムードで小康状態。終盤は激しいプッシュは見られませんでしたがテールtoノーズでそのまま幕が引き岩田2位、高橋3位でレースを終えた。4位に上がったフクオも単独4位でチェッカー。
65歳石井選手は#62手塚健司とのバトルの末最終ラップで再度抜き返して5位でのチェッカーを受けた。素晴らしい奮闘でした。お疲れ様です。

ヒート2
 
  スタートで出たのは60代のお二人(・。・;  。 素晴らしスタートダッシュで他のライダーを圧倒しその貫録を見せつけた。
 ホールショット&オープニングラップは#727石井がGET!そして続く#88廣瀬はオープニングラップは逃したものの2周目の2コーナーから3コーナーの連続ジャンプセクションでトップに立ち、ヒート1で感触が取り戻せたのか?力の抜けた軽いライディングで体力を温存しながらトップを激走!薬を飲むよりレースに出てた方が元気になれるようです・・・。

 続く石井もベテランらしい走りを披露してくれているが若い#9高橋がヒート1の勢いをそのまま活かして3周目には石井をパスし、廣瀬の背後に迫る。トップ争いはこの2台で、第2グループを引っ張る石井の背後には、ヒート1でも第2グループのトップを走っていた#50FUJIPAPAが#37山、#600トヨシマさんを従えて、娘に良いところを見せたい我慢の走りでいっぱいいっぱい。

 FUJIPAPAは、石井を4周目にはとらえて前に出て3位のポジションにステップアップするものの、その背後には勢いに乗る 山と、トヨシマさんがガンガン突き始める。

 うまさはあっても体力の限界に達するスピードが早い廣瀬には、少々疲れが見え始めペースがなかなか上がらない。高橋は6周目に4コーナーで廣瀬をとらえ前にでてトップに立つ。廣瀬はズルズルと後退するかと思いきや、力を抜いたスタンディング走行でペースを保ちしっかりと2位をキープ。

 そして第2グループの3位 FUJIPAPAはインをしっかりとキープして山に付け入るスキを与えない。しかし、7周目にようやく隙間をこじ開けた山は4コーナーでFUJIPAPAの前に出るものの、続く5コーナーから6コーナーにかけてチョイミスストップ!!ラッキーFUJIPAPAは、再び3位に復帰するが電池はここまで。勢い余るトヨシマさんが8周目に3位へ浮上。続いてラスト2周目で岩田が4位に。

 トップ高橋は2位廣瀬との差を毎周回2秒ほどづつ広げ単独トップで逃げ切って、廣瀬もトヨシマさんの追撃を前半のアドバンテージを使いながらも何とかキープし2位でチェッカー。トヨシマさんは3位入賞でガッツポーズでレースを終えた。4位岩田はラスト2周で追い上げるがトヨシマさんには一歩届かず、#306黒岩はラストFUJIPAPAを抑え5位に滑り込んレースを終えた。 

【ライツ ノービス】
ヒート1
 ホールショットは、微妙ですが#304森 次夫が速かった。そこにインから#32山崎光明が入るもちょっとオーバースピード気味でバランスを崩し、転倒・接触はしなかったものの出遅れて、それよりもインから入った#16木村佳太がスルスルっと前に出てトップで2コーナーに入っていく。そしてそれに続くのは、WRとKDXの2車乗りでライツ・ミニモトにWエントリーの#330川島 現。それぞれのマシンをうまく使い分けてスタートが上手な川島は、なかなか順位の予想が付けにくい男!。
 順位が落ち着いた6コーナーから7コーナーにかけて上位のオーダーは、#16木村、#330川島、#304森、#21山崎、#332吉澤と続き、団子状態。まだまだ予断の許さない大接近戦。

 2周目までは木村がトップで踏ん張るも、川島は3周目の1コーナーで仕掛けトップに一瞬躍り出る?が、しかし4コーナーで転倒を喫し後退、木村が再びトップに出て・森・山崎兄弟のバトルとなった。
 4周目に入ってスイッチが入った兄 山崎光明#32番は、あっという間にスルスルっと、木村を抑えてトップに浮上。そのまま逃げ切りモードに・・・
 2番手争いには木村と森・弟 山崎明広#21が絡んできて、後方から熟練ライダー吉澤がペースを上げてきた。これはおもしろいぞ!
 7周目に入って山崎光明は依然トップを激走。そして、疲れが見え始めた2番手木村が少し遅れ気味になって、3番手の弟 山崎明広に尻上がりにペースを上げてきた吉澤が襲いかかるような展開。
 だが・・・、8周目に入る最終コーナーで吉澤が転倒を喫してしまい、残念。これによって、木村・森・山崎明広の3つ巴2位争いが終盤の見どころとなる。
 しかし、ラスト1周で弟明広が少し遅れ始め2位のバトルは木村と森の一騎打ち。最後の最後まで森はあきらめることなく木村を攻め立て、最終コーナーまで攻めるが木村が踏ん張り、先にチェッカーを受ける。実力が拮抗しているこのクラスは次のレースも楽しみである。

ヒート2   
 
ホールショットはインを取った#32山崎。アウトから#16木村が並んで前に出る。2コーナーでの突込み勝負も一歩も引かない木村は、ヒート1でのリベンジマッチに燃えているような気迫のスタートダッシュ! だが、しかし! トップ木村は、4コーナーをインで入ってそのまま見えなくなってしまった・・・トップは山崎兄。続いて弟明広、3番手に#179桜井秀明がつけて、4位に#26野本政明・5位に#330川島現と続く。 木村は最後尾からの追い上げとなってしまうが・・・頑張ってください!
 この山崎兄は、ヒート1の勢いそのまま独走態勢。1周に1秒ぐらいの差はつけていこうかという のりのりな走り方!2位争いは、弟明広のテールにピッタリ桜井がマークし、ミスを引きだしているかのような挑発的な走り。

 そして迎えた4周目に入ろうという最終コーナーでの出来事。トップ山崎兄は、きれいに最終コーナーに入ってきたかと思いきや?なんとバランスを崩して・・・単独スリップダウン!? 2位との間隔も開いていた事も良かったのか?2位のバトルに影響することなく順位を落とし、池にはまりながらも6位で再スタートを切って追い上げモード。

 久々のトップ争いに#179桜井が燃える。トップ#21弟 明広は、自分のペースを落とすことなく淡々と周回を重ね、ラインもあまり変えない。 桜井は何とか前に出ようとラインを変えてはみるものの、絶対スピードがほぼ一緒のためなのか?前に出るのはなかなか難しい。4周目から最終ラップまで平常心を保った気を抜かないレースをみせてくれた弟明広がそのままトップを守りきってお見事チェッカー。そして最後の最後まであきらめなかった桜井がテールtoノーズで2番手でゴール。お疲れさまでした。
 3位には整備の行届いた91年XLR200Rでスタートからずっと3位をキープして#26野本がチェッカーを受けた。
 トップを走っていた山崎兄は追い上げて4位をGET。しっかりと総合ポイントを同じにしてお兄ちゃんのメンツを保つところはさすがですね。

 

【ミニモト エキスパート&ジュニア】
ヒート1
 ホールショットは#34パパも#329加藤もほぼ同時。だが外から入ってきた#34のほうがスピードに乗っている分2コーナーへの侵入は速い。 あっという間に2コーナーへ入り他を圧倒する。#329加藤の師匠というだけあってさすがに速い。2番手加藤、3番手#135花房勉、4番手#11佐久間と続く。
 全車素晴らしい勢いで戻ってきた2周目。花房がスピードを抑えきれずに1コーナーをアウト!転倒はしなかったもののコースに復帰し最後尾からの追い上げを強いられる。
 トップ#34パパは逃げて独走?になるのか?序盤で加藤の3秒ほど先をゆく。2位の争いは加藤と#11sakumaxの一騎打ち。加藤はコーナーを丁寧にクリアしsakumaxに付け入るスキを与えない。じわじわと引き離しにかかる。

ジュニアクラスは#306黒岩公一55歳がライツとのWエントリーながら気合の入ったスタート。総合4番手からのスタートでジュニアのトップ。エキスパートにしっかりとくっついて周回を重ねる。しかしタフな55歳です。いつも元気な#82バーニーは少しお疲れモード?練習不足?花房も最後尾からのガッツある走りでどんどん追い上げてくる。
 
 そして迎えた中盤の6周目の最終コーナー。3位を走るsakumaxに追い付いてきた#82バーニーはsakumaxのけつにぴたりとつけて最終コーナーに入っていく。同じアウト側のラインに入っていくと、手前でうまくブレーキターンで向きを変えた、「やったね!」と誰しもが思いきや!! 絶妙なタイミングでのsakumax のブロッキング。あせったバーニーもあわや接触転倒?とヒヤリとしましたが何とか持ちこたえ
転倒もせずに回転して再スタート。両者の気迫のこもったインの奪いは、うまくさばいたsakumaxに軍配が上がった。

 そうこうしているとトップのバトルもインの奪い合い。2番手加藤は再三パパのインをついていくも巧みにブロックされてなかなか前にでれなくお手上げ状態。体力的には加藤があるのかな?パパの勢いが終盤に入って落ちてきたようにも思える。ラスト2周の9周目の3コーナーから4コーナーにかけてのジャンプセクションで、フロントアップになりバランスを崩してしまったパパを見逃さなかった加藤は、すかさず並んで4コーナーのインをついて。お見事!加藤がトップに立ってラスト1周ボードを確認して最終ラップへと・・・
 一方3位のバトルも面白くなりそうな・・・追い上げすさまじい花房がsakumaxの後ろにピッタリ。最後まで気が抜けない状況になってきた。

 トップ争いのラスト1周。パパも再度追い抜きをかけるも加藤がしっかりとインを抑えて走りきりって師弟対決の幕を下ろした。「すごいなぁ」と思ったのは、チェッカー後、ガッツポーズする加藤を後ろで拍手する師匠パパの余裕です。これが本当のアマチュアスポーツなんじゃないのでしょうか?

 そんなプチ感動もつかの間、最後の最後の3位争い。花房の背後にはどこからでも体力が復活する鉄人?バーニーが再び追い上げてきて、最終コーナー手前でsakumaxの後ろにラインを取って花房のインを取った形、あせった花房はアウトにラインを取りなおすもチェッカーラインへの侵入はほぼ同時。しかしアウトにまわった花房の勢いがバーニーを少し勝っていたので全車がラインを越えたのは花房が先。3位sakumax・4位花房・5位バーニーの結果となった。お疲れ様です。楽しいレースをありがとう!


ヒート2
 エキスパートのスタート争奪戦は、やはりパパが速かった。ヒート1と同じような1コーナーの入り方でタイヤ半分ぐらいはパパが速いかなぁ?しかし加藤も負けてはいない。続く2コーナー勝負はアウトを取ったパパがブレーキを少し遅らせられた分(1車体分)、前に出れた感じ。きれいに2台がハイスピードで2コーナーを立ちあがっていく姿はなかなかのもの。

 1コーナーで飛び出してしまった#306黒岩は半周ほどの遅れをとって元気に再スタート!ジュニアクラスのバトルは先を行く#69石橋賢二がそのまま逃げ切れるかどうかに注目が集まる。

 EXバトルは、ヒート1と同じ顔ぶれで、パパ・加藤・sakumaxのオーダーに花房が4番手につけてsakumaxを追いたてる。バーニーは3秒ほど遅れて5位のポジション。ヒート1では自らのミスで出遅れ、追い上げ、そして最後の最後で僅差で勝った#135花房がトップ2台を脅かす勢いで4位を激走。4周目の最終コーナー手前のジャンプセクションでsakumaxをあっさりかわして3位に上がった花房は、2番手加藤の背中に照準を合わせて戦闘開始!!

 中盤6周目で花房は加藤に2秒ほど遅れてはいるが射程距離内。トップグループに追い付く勢いは十分に感じられる。sakumaxは緊張の糸がほどけてしまったか観客の応援に応えながら周回を重ねて背後からのバーニーの追い上げを待っている。

 ジュニアの黒岩は6周目で石橋に追い付き、勢いそのまま石橋をかわしてジュニアのトップに躍り出て、次なる標的バーニーに迫る。

 今日のドライコンディションに加えて強い風の影響もあってか?ヒート2では中盤からの追い上げは無く全体的にお疲れモードに・・・3番手花房の勢いもさほど上げられずに小康状態が続く。

 しかし、またしてもラスト2周目での攻防戦!ヒート1と全く同じ4コーナーで加藤がパパをとらえて前に出る。弟子にまんまとしてやられる事は絶対に阻止しなければいけないパパは、次なるチャンスを背後で待つ。そして7コーナーで今度は加藤がインに入るもバランスを崩しジャンプの飛び出しで失速。アウトのパパはそのチャンスをものにする。トップに立ったパパは、真っ先にL1を受けて最終ラップをきっちり抑えてお見事チェッカー!素晴らしい師弟対決ときれいなバトルありがとうございました。楽しかったです。

 エキスパートは2の1で師弟対決のきれいなまとめ方でパパが総合優勝。加藤が残念1の2で2位。次回のモトビレでの対決も見れたらうれしいのに・・・なんて希望したりもしますがね。
ジュニアは55歳黒岩がミスを連発するもそつなく走って完全勝利。

 

【ミニモト ミドル&ノービス】
ヒート1
 さーて、いよいよスタートです!やっぱり出たのは、この男。#330川島現。素晴らしいスタートセンスを持つこの川島のライディングにはとても興味深いものがある。2番手に#322メタボリック・ボレーが頑張って、3番手にノービス#35タカさんが入ってきた。予選わけで失敗してしまったかと・・・タカさんのスタートダッシュには冷や汗をかいた。#26野本政明・#4オヤカタの追い上げがとても気になるところ・・・。

ということで、ノービスのトップはタカさんで、2番手に冨田洋二、3番手に若い#14鈴木輔が付けてきた。

 2周目に入って#330川島は先頭を行く、、、が、しかし、1コーナーの突込みでフロントがバタつきアンコントロール状態に・・・そのままブレーキがかけられずバンクを乗り越えジャックナイフ気味の前転クラッシュゥゥゥ!「だいじょうぶ???」 いつもワカシテくれるこの男はただ者ではない!
  そして代わってトップに立ったのはメタボリック・ボレーで、2番手野本、3番手オヤカタ・4番手TAKATOBIはチームメイト対決。
 続く3周目の4コーナー手前のリズムでメタボリックボレーをインからさして野本がトップ、一旦、野本を前に出すとなかなか崩せないのがいつものパターン。一人でどんどん前に行ってしまう。いつもの逃げ切りパターンになりそうな予感・・・。
 3位から2位に浮上したノービス#35タカさんがきてる!大番狂わせか?と思いきや4周目の6コーナーで転倒?再スタートが切れずにレースを終えてしまった。残念!このドタバタで?ノービスのトップに#99ユージがのし上がって来てるではないですか!冨田・鈴木と続いて順位の行方を想像しにくい展開となってきた。

 野本がぐんぐん先行し、2番手争いが激化。メタボリックボレーにじわじわ詰め寄る#4オヤカタ、そして#18TAKATOBI。この3台での三つ巴はレース中盤まで続き6周目にTAKATOBIがメタボリックボレーを抜いて2位へステップアップそのまま引き離しにかかりたい。#4オヤカタは疲れが見え始め序盤の勢いが無くなり、少しづつメタボリックボレーとの差を離されてしまう。時間は刻々となくなっていき最終ラップへ

 先頭、野本は単独独走を決め余裕のチェッカー、そしてTAKATOBIも3位に大きく水をあけ2位での単独チェッカー。メタボリックボレーとオヤカタのヒート2に期待したい。そのオヤカタの後にはノービスクラストップのユージが入った。ユージの安定した走りが見れてきたらステップアップも良いかもしれませんね!2番手以降は団子状態でチェッカーを受け、冨田洋二・#77谷口正行・鈴木輔と連なってゴールを切った。これはヒート2での激戦が期待されますねぇ。


ヒート2
 ヒート2で幸先よいスタートを切ったのはメタボリックボレー!そのまま逃げ切るかの勢いで他を圧倒!2番手はオヤカタ。後半のタレを防ぐべく「最初からいきまっせ」戦法か?#330川島は1コーナーがトラウマになったのか?ちょっと元気がない!というかWエントリーで4ヒート目というのもあるんでしょう!

 メタボリックボレー・オヤカタ・野本のオープニングラップ、しかし野本はすかさず2番手に浮上し、#7湯本がオヤカタの背後から狙って4番手をキープ。2周目までは何とかメタボリックボレーがトップを死守し野本を抑え込んだがこれが限界!3周目の3コーナーで野本がトップに躍り出て、いつもの通りの愛車XLR200Rをいたわるスムーズな走行でじわじわと引き離す。(この優しい乗り方は、ダンスと同じなのかな?女性をエスコートしているかのように乗っていませんか・・・)

 メタボリックボレーはヒート1の二の舞にならないように、後ろから来るライダーには絶対に前に行かせない「忍法どっちつかず」を使い始める。その忍法はよく分からないのですがとにかく、ふわふわとブロックしまくるんじゃないでしょうか??レース中盤でトップ野本とメタボリックボレーとの差は10秒ほど、2位争いの3つ巴は3周目からずっと続いている。

 一方、ノービスクラスのバトルはユージの後ろにタカさんがピッタリ。これもなかなかラインを変えたり突っ込んだりすることも出来ずにミスってくれるのを待っているかのよう・・・3周目からの攻防戦は最後まで続いた。(ユージの走りが安定してきたのは入賞回数が増えたからなのか??昨晩よく食べてよく寝たのかな?)

 湯本は7周目にオヤカタを抜き去り3位に浮上。ヒート1での転倒があって、何かが吹っ切れたようなそんな気迫のこもった走りのように感じられたのは、私だけ??湯本は最終周までメタボリックボレーを攻め立てレースの楽しさを感じてくれたんではないでしょうか?これからどんどんうまくなって下さいね。

オヤカタはL2にしてズルズルと後退してしまい4位ポジションキープ走法に切り替わったようだ。でも前回もそうでしたが、乗り方はロードっぽいのですが勝負勘は抜群な感じがしますね。今後手ごわい存在かも・・・
ミドルの総合優勝 野本も、ノービスの総合優勝 ユージもピンピンでの総合優勝を果たし、次回につながる結果を残した。ご苦労様でした。


次回は第4戦は6月5日モトビレ大会になります。お友達をお誘い合わせの上ぜひ参加お願いいたします。皆様の白熱バトル、楽しい時間を心より歓迎し感謝いたします。

     
 
動画

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体操・ブリーフィング・予選  
 
ライツ エキスパート&ジュニア H1
  
ライツ ミドル H1
 
ライツ ノービス H1
  
ミニモト エキスパート&ジュニア H1
 
ミニモト ミドル&ノービス H1
 
 
ライツ エキスパート&ジュニア H2
  
ライツ ミドル H2
 
ライツ ノービス H2
 
 
ミニモト エキスパート&ジュニア H2
 
ミニモト ミドル&ノービス H2
 
 
 
 
■PHOT
 
 
パドック・ブリーフィング
 
ライツ EX&J&Mid 練習
 
ライツ ノービス 練習
 
ミニモト 練習
 
ライツ EX&Jr 予選
 
ライツ ノービス 予選
 
ミニモト EX&Jr&Mid 予選
 
ミニモト ノービス 予選
 
 
 

 
 
ライツ EX&Jr H1
 
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ライツ ノービス H1
ミニモト EX&Jr H1
 
ミニモト ミドル&ノービス H1 
 

 
 
ライツ EX&Jr H2
 
ライツ ミドル H2 
  
ライツ ノービス H2
 
ミニモト EX&Jr H2
 
ミニモト ミドル&ノービス H2
 
表彰式