DVD by UI
 
Photo by  abu

Reported by mori
協賛各社(順不同・敬称略)
株式会社 ウエストウッド井原商会   ウエストポイント         T.E.Sports                    KAMIKAZE Sports        ペイントマジックヤマ  ガエルネ  ステーキケンタス           
ヒーローズの協力店でエントリーが出来ます。近くにお越しの際にはお立ち寄り下さい。
開催日 : 6月19日 ■50cc ■65cc ■85cc
会場 : モトクロスヴィレッジ スーパーエキスパート スーパーエキスパート スーパーエキスパート
天候 : 晴れ エキスパート エキスパート エキスパート
コンディション : マディ → ドライ ミドル ミドル ミドル
  ノービス ノービス ノービス
ビギナー ビギナー ビギナー
ポイントランキング 50クラス 65クラス 85クラス
男子総合 女子総合 年齢別
チーム ランキング メーカー別 ■地区別

 前日、現地確認をして雨上がりのマディコンディションを想像しながらタイムスケジュールを作り変えました。うまくはまってくれるか?ドキドキしましたが・・・50のエキスパートとミドルクラスの練習走行は、ちょっと酷だったかと思いますが・・・、すみません。

 コースも順調に回復し、整備をしてもらい、皆さんのご協力で進行もスムーズに出来て、なおかつ全レース10分+1周、そしてパパママクロスまで出来ました。すばらしい!!

 今回も各クラス、各順位で気合の入ったバトルをみせてもらいました。ありがとう! 手に汗握るドッグファイトは皆さんの技術を高めてくれたと思います。これからも楽しみながら練習をして、いっぱい思い出作りをして下さい。我々もお手伝いいたします。 

 
 
 

【85 エキスパート & ミドル&ノービス】
ヒート1
 飛び出したのは#15矢野大介だがすぐさま#72COTAがトップに躍り出て1周4~5秒ほどのタイム差をどんどんアドバンテージに替えてぶっちぎりのしなやかなライディングを披露してくれた。
 あんまりにも速いので、レースの途中でCOTA君はエキスパートに昇格!ミドルクラスから卒業したので、ミドルクラスのトップは#15矢野。2番手には#3千葉 陸で矢野君の3秒落ちぐらいで周回を重ねている。その後方3位のバトルは、先行した#55佐藤飛馬を4周目にあいりがとらえて前に出て3位へ浮上。その後ろにいつも元気な#33優樹があまり乗れていない・・・

 折り返しの5周目ではCOTAと矢野のタイム差はすでに30秒ほど。ミドルトップの矢野は自信マンマンの走りを披露。どうしたのかな?練習でいっぱい走ったからなのか?アダルトでパパと一緒にお試しヒーローズに走ったからなのか?(^_^;) いつもとはちょっと違う感じ。2番手は千葉 陸でこちらも安定した走り、3番手#320あいりはミスなく、ソツなく3位をキープして周回を重ねる。

 ノービスクラスは#40キョウがスタートからノービストップを走り、2番手#60村山宗太郎、3番手に鈴木拓海と続き、チームメイトでワン・ツー・スリーを形成する。7周目には#39鈴木が村山の前に出る、が、しかし次の周には#2高林亮輔が2番手に浮上、そしてラスト3周でトップ#40キョウの真後ろまで詰め寄って、最終ラップでノービスのトップに躍り出てチェッカーを受けた。今日の高林兄弟は後半の追い上げがスゴイぞ!!

 ヒート2
 スタートダッシュは矢野がGOOD! しかし、やはり速い、#72COTA!このCOTAくんどうしたんでしょう?S字で転倒?復帰するも最後尾!!でも君なら最後にはトップでチェッカーを受けられる!がんばれ!

 さて、今回は#103小林康志郎が2番手で帰ってきてる、3番手に#320あいり、4番手に#33伊藤、5番手に#74YU-SUKEそして#3千葉陸が6番手で2周目に入っていく。
 あいりはそこそこ安定した走りを身に付けたのか?今日は「ガックン」と落ちることがなく、中盤までは2位をキープ。そして、後方から追い上げてきたのはMX408戦で上向きの#74YU-SUKE。5周目にはあいりにピタリとつけてそのラインをうかがい、6周目の3コーナーから4コーナーで前に出て2位にポジションアップ。
 ノービスクラスは、ヒート1同様#40キョウがトップを走る。その後ろにはミドルクラスのライダーを挟みながら#2高林亮輔が追随する。スピードとテクニックではキョウが試合巧者か?でもレースの後半にじわじわと追い上げが出来る#2高林亮輔の存在は今後気になるところでしょう!!

 総合結果としては、すばらしい走りを見せてくれた#72 COTAはエキスパートに途中昇格、一人勝ち。まあ当然の結果。 ミドルクラスは、#15矢野大介がピンピン総合優勝。2位には、ヒート2では思い通りにはいかなかったけれど最後まであきらめなかった#3千葉陸。 ノービスクラスは#40キョウが2の1で総合優勝、#2高林亮輔は一歩及ばず1の2で総合2位。
 
   

【65 ノービス & ビギナー】
ヒート1
 スタートは#26松浦朋也が出たがオープニングを#150山手颯大が取って#23北田隼也、#1高林翼、#19小林大治朗、#29IKUMIと続く。
 山手は快調にトップを激走し2番手松浦をじわりじわりと引き離しにかかる。3番手には#19小林が迫ってきて#23北田もそれに離されずにくっついていく。

 中盤4周までに颯大は2番手松浦に8秒ほどの差をつけ単独1位。5周目に入って松浦のすぐ後ろまで#19小林が迫ってきて2位争いに火が付いた!バトルは7周目に入り小林が松浦を4コーナーのS字でインをついて松浦を抜き2位に浮上、そしてその同じころトップを走る山手颯大はフープス入口のS字でこれまた転倒!?なかなかリカバリー出来ずにトップは小林大治朗に変わる。
 トップ小林と2位松浦の差は8秒程度でワンミスでひっくり返る間隔。バックマーカーを慎重に抜いてそのポジションを確実なものにする。そして2位と3位の差も10秒程度なので上位ワン・ツー・スリーはほぼ等間隔。
 ラスト1周を無難にクリアし上位の順位はそのまま変わらず小林・松浦・北田。4位にコンスタントに走りきった#29IKUMIが入って5位には序盤の転倒から復帰・追い上げを見せた#1高林が入った。ヒート2の展開が楽しみですね。

 ビギナークラスは、今回もけんたと遥菜の一騎打ちとなった。両者ノービスに混じって淡々とスタートし、けんたが先行し遥菜が追いかける展開。前回以降、一生懸命練習した自信を胸に頑張るけんたが良い滑り出し。4周目以降はノービスのライダーが間に入ってくるので遥菜は前を行くけんたを追いかけるにもなかなか難しい状態となってしまった。けんたがヒート1は勝ってヒート2にかける。


ヒート2
  オープニングを飾ったのは#23北田隼也。2位以降は3秒ほどの等間隔で#1高林翼、#150山手颯大、#26松浦朋也とつづく。そして5位に#59ゆう、6位にヒート1を飾った#19小林がつける。
 トップ3台はそれぞれ先を行くライダーのテールを見失うことなくチャンスとラインをうかがっている。当然同じラインでは前には出れないから・・・・走りながらものすごいスピードで頭の中も回り続けているのでしょう!

 上位3名の実力は拮抗していて3秒ほどの等間隔で周回を重ねます。しかし序盤では、2番手高林に若干の勢いを感じました。中盤戦から後半戦にかけてずっと順位は変わらないものの、3者互いにけん制し合ってなんとか前に出たい思いは十分に伝わってきました。このバトルを制して前に出る事が出来るライダーは、おそらくミドルクラスになっているんでしょう!ノービスクラスだからこそこの拮抗したバトルになっていたのだと思います。

 総合結果は、ヒート2をものにした#23北田が優勝。2位にはヒート1の覇者#19小林が入った。ヒート1とヒート2での路面状態の変化が順位を大きく変え総合結果に反映されているのが面白いところですね。3位には5の2で高林、ヒート1の2位#26松浦はヒート2が5位で総合4位。ヒート1で印象づけた山手は7の3で5位に落ち着いた。

 ビギナークラスは、二人のガチバトルの場合、ヒート1でどんなに離されても周回数が違って負けても、結果としてヒート2を取った方が優勝になるのでちょっと残酷といえば残酷!
 そんな中、ヒート1を取ったけんたはなんとしても遥菜の前を走らないといけない!!そのプレッシャーはスタート前には結構あったんじゃないでしょうか? 先行したのは遥菜でけんたがすぐ後ろで追いかける。ノービスライダーが出てくる前になんとか前に出ておきたい けんたは、5周目に前に出ことが出来てそのまま逃げ切って総合優勝を果たせた。今回は勝てたけんた君の表彰台での笑顔が印象的でした。これから二人はよきライバルでどんどん練習してうまくなってくださいね。


 

【65 ミドル】
ヒート1
 スタート飛び出したのは双子の兄弟で弟君の#333りょう!この双子の菅原兄弟はレースをやるたびに速くなっているように感じます。MX408のノービスでワンツーを取ってからステップアップして早くもミドルで上位のバトルをしています。兄弟で切磋琢磨し、レースでさらに磨きがかかっているのかな?
 さて、レースに戻ります。オープニングは#333りょうがトップで戻ってきて、#42祥大、#78飯村洸太、お兄ちゃん#777りく、#14森田一郎、#57すばる までの6番手までは団子状態で誰がトップに立つかは分からない!2周を終えて3周目に入ろうとするフィニッシュラインで#333りょう は残念無念!コースアウトを喫してしまい合流するも最後尾からの追い上げとなってしまう。
 そしてトップに立ったのは#42祥大で飯村洸太、りくと続いてこの上位3台がトップグループを形成し始める。5秒ほど離れて第2グループは森田一郎が引っ張り、すばる、#3稲垣楽久と続く。

 フープス入口S字で飯村洸太は祥大を抜いてトップに立つと続く#777りくも負けじと続いて祥大をパス。トップグループは洸太、りく、祥大の順位に変って、4番手の森田もすばると共にトップグループに追いつく勢いでペースを上げていく。
 6周目に入って洸太のペースが上がり2位のりくに5秒ほどの差をつけはじめた。しかし、りくがミスって順位を落とし祥大が2番手、森田が3番手で5秒差ほど後ろ、すばるはその森田のテールをすぐ後ろから追いかける。

 中盤5周目以降は洸太が先行し、2位争いのバトルが5周にわたって繰り広げられた。抑える祥大に森田はフープスで詰め寄るも前には行かせてもらえない。そして、すばるも森田に詰め寄るもラスト2周は少し離されてのゴールとなった。
 

ヒート2
  オープニングを飾ったのは#3稲垣楽久。このクラス唯一の女性ライダーでトップを走る楽久の姿がカッコ良く映ったのは気のせいでしょうか!?2番手にはヒート1で先頭に立った#333りょう。続いて#42祥大、#777りくの4台までが団子で第1グループとなってレースをけん引します。第2グループは、#94HAYATO、#48カケル、#57すばるの3台でトップに追い付け追い越せの勢いは十分に持っていそうです。

 トップ楽久はいつものパターンだとそのまま逃げ切るイメージはちょっと薄い。しかし今日の走りは中盤以降もしっかりとしたフォームで2位を抑えて込んでいます。団子混戦状態で楽久、りょう、祥大、りくは5周目に突入し、第2グループはHAYATO、カケル、#14森田一郎の3台に変わった。

 6周目でフープス手前のS字ターンで#42祥大がミス。4位のりくが前に出て順位が入れ替わった。楽久、りょう、りくの3台がトップグループで、第2グループの先頭に祥大が吸収される形で再スタートを切って、HAYATO、森田、カケルと続く・・・。しかし次の7周目に森田が遅れてしまい#119ゲンが第2グループに加わった。そのまま順位は小康状態。時間は刻々と過ぎ残り1周となる。

 ラスト1周のボードを楽久が真っ先にみてヒート優勝へまっしぐら・・・しかし魔物はS字に居ました。楽久がなんとここでストップ!替わって#777りくがトップに躍り出て,2番手#333りょう,3番手に#94HAYATO、の順でチェッカーを受ける事となりました。

このクラスもヒート1とヒート2の結果がばらばらでリザルトを見ないと順位が分からない状態でしたね。総合優勝は8の1でりく、2位は2の7で祥大、3位は1の10で飯村洸太。でも、、、残念でしたね。
 
 

【65 エキスパート】
ヒート1
 飛び出したのは#103小林康志郎。やっぱり65ccを乗らせたらスタートから速い、速い!父親とスタート練習はかなりやっているようで自信に満ち溢れています。しかし康志郎についていくのが#58野口陸夢。オープニングを終えて3秒ほどのビハインド。この差を開かせずに後半まで勝負を仕掛けていってもらいたいところ。3番手には#97春山航輝、4番手には#46雨宮厚太が続く。

 レースは康志郎が逃げて野口陸夢が追いかける展開だが離れずにしっかりとテールを見れるポジションでその機をうかがっている。陸夢と3番手春山との差は4秒ほどで#46雨宮が少し遅れて#38ユウタが4位にステップアップし、その後ろには#17稲垣李久が少しずつ追い上げにかかっている。

 #58野口は中盤までは引き離されずに康志郎の背後で後半にチャージをかけようとしているのか?そして8周目のフープス手前のS字コーナーで康志郎がミスってストップ!その隙に陸夢がトップに躍り出て逃げる展開。あせる康志郎だが前半のアドバンテージが多かったため順位はそのまま2位でのリカバリーとなるがその差は20秒ほど離れてしまっている。9周目を終えてまだ陸夢はトップ。のこる周回数は3周。帰ってきてL1が出るラスト2周の1コーナーでなんと!今度は陸夢がストップ?なんとか復帰しようと試みるもアドバンテージは費やされ、康志郎が再びトップに返り咲いてラスト1周を消化する。2番手には春山航輝、3番手に#38ユウタが入って#17稲垣李久とのバトルを制した。


ヒート2
  スタートのやり直しでご迷惑をおかけしてすみません!Wエントリーの康志郎くんがスタートについていないのに、そのままスタートをしてしまいました。本当にごめんなさい。仕切り直しをして再度スタート!!

 やっぱり出たのは#103康志郎。そして1周目から引き離す。2番手争いは#6笹島義隆、#17稲垣李久、4番手のバトルは#38ユウタと#31タクミ。

 3周目に入って李久が2番手に上がり順位は小康状態。トップ康志郎は毎週ごとに差を広げてばく進。2番手李久も少しずつ義隆を引き離す。4位争いのユウタとタクミのバトルに後方からじわじわと追い上げてきた#46雨宮が#4笹島克久をかわして5周目にはタクミのすぐ後ろ。

 中盤の6周目にはトップ康志郎と李久との差は15秒ほど。今日はちょっと乗れていないのか?義隆が李久についていけずに少しづつ遅れはじめて単独の3位をキープ、4番手のバトルは#38ユウタと#46雨宮の一騎打ちとなり、それになんとか食い込みたい#31タクミも必死に追いかける、三つ巴。

迎えたラスト1周は康志郎が逃げ、李久単独2位、義隆3番手、で4番手争いに注目が集まる。しかしユウタは、雨宮を抑えきってそのままチェッカーを受け4位をGETした。総合はピンピン康志郎、李久が3の2でまとめて総合2位、ユウタはヒート2での頑張りが功を奏して2の4で総合3位に入った。

 

 

【50 ノービス】
ヒート1
 スタート#92折登正実が飛び出す。しかし5コーナーで転倒してしまいトップは初レースの#373みなみ!まわりよりも本人がビックリしたんじゃないのかな??2位に#12折登優実、3位#83高橋遼海、#2高林海斗の順。いつも思いますが、年齢も体つきもバラバラのクラスですが、始めたばかりのひよっこライダーが集うこのクラスは思わず応援したくなる、心和むクラスですね!ほんとに。

 #373みなみを追いかける#12折登優実は3周目にトップに躍り出てさらに#373みなみを少しづつ引き離しにかかる。この二人を含むトップグループは3位に高橋遼海、高林海斗、#25こうこんの5台で誰がトップに立つのか全く分からない展開。そして第2グループは#20中島理沙、#92折登正実で6位争いを展開。

 トップ#12折登優実はそのまま逃げ切りたいところだが時間はまだ半分。5分を経過し後半戦に突入し後ろからは#83高橋、#2高林がどんどん迫ってくる。折登もなんとか逃げたいところだが高橋の勢いは止まらない。3番手は海斗でその後ろにはトップ優実の弟#92正実が果敢なライディングで追い上げを見せてくれている。

 そして、ラスト1周のボードが出された次のジャンプの下りで高橋は優実を一気に抜き去りトップへ躍り出た!すごい!(4歳で抜くタイミングをしっかりと考えていたのか??疑問ですが・・・とにかくスゴイ (^_^;) ) 折登優実は抜かれてもあきらめずにしっかりと遼海についていき2位をキープ。遼海はそのままトップでチェッカーを受け、優実、海斗、こうこん、正実の順となった。静かな熱いバトルはヒート2も見どころ満載!


ヒート2
 ヒート2ではヒート1では最後尾からの追い上げで7番手でゴールを終えた#21北村櫂が飛び出した。ヒート1でのイメージは追い上げで終わっているのでこのヒート2はその勢いを崩さずに持っていければ上位はGET出来そうな予感!櫂くん速い! オープニングは#21北村、#83高橋、#92折登正実、#12折登優実、#2高林海斗、#25こうこんと続きヒート1の上位陣が#21北村に襲い掛かる。序盤戦、トップグループはほぼ3秒~5秒ほどの間隔で前のライダーは見えている状態で小康状態。

 ところが4周目に北村櫂がストップ!高橋遼海にトップを譲るも再スタートを切って2番手で復帰。3位争いでは折登姉弟対決が勃発か!?トップに出た高橋遼海はヒート1の勢いそのまま、前を行くバックマーカーにもひるむことなくどんどん前に出て6周目には2位との差を20秒ほど離し単独トップを確立。2番手には#21北村櫂がしっかりとポジションキープし3番手正実との差を広げようというところ。

 後半も高橋遼海は逃げ切って4歳とは思えない見事な走りっぷりで他を圧倒し完全制覇。2位に北村櫂、3位に正実、4位に海斗、5位に こうこん、6位に優実が入った。
 総合優勝はもちろんピンピンで#83高橋遼海がGET。たんたんと安定した走りを見せた#2高林海斗が3の4で2位。折登優実はヒート2でちょっと遅れてしまったがその後もあきらめずに走りきって総合3位に入った。すばらしい! 4位の北村櫂はヒート1のスタートで前に出ていれば上位が確実な選手でしょう!次回に期待したい。そしてチャレンジャー正実のガッツある走りも気になりますね!!
 
 

【50 ミドル】
ヒート1
 飛び出したのは#14ヒカル。予選ではいつもの速さを全く感じられず、今日はちょっとむりっぽいかなぁ・・・なんて勝手に思い込んでしまって、、ごめんなさい!他のライダーもそうですが、急速に乾き始めた路面にしっかりと対応出来ている事に驚きと戸惑いを感じます。まったく、子供たちの柔軟性というか即応能力の高さには感心致します。
 このミドルクラスは女の子が5人も参加していて、彼女たちもビギナーやノービスクラスを経てミドルで戦っているんですねぇ。すばらしい!

 オープニングは#14ヒカル、#5MANAMI、#4ヒロ、#93越川蒼空、#23内藤仁哉と続く。トップヒカルは逃げていけるか? 2位のMANAMIとの差は少しずつ開いていくが4・5秒ほど。 ヒカル・MANAMAI・ヒロでトップグループはレースを引っ張るが、MANAMIを4周目でとらえて前にでたヒロはどんどん追い上げてヒカルを攻め立てる。
 ヒロは、4周・5周とヒカルに詰め寄り、6周目でヒロがトップに立ってさらに加速!しかし前にはバックマーカーが出て来てトップの行く手を阻みます。ヒロはうまく抜きながらトップをキープし残り3周を迎えます。2番手ヒカルはまだまだあきらめていないがバックマーカーをおい抜かしながらヒロを追いかけるのはなかなか難しい。L1が出る寸前、ヒカルがミスって一歩後退MANAMIが前に出る。ヒロは楽になって最後の周は単独トップになるが本人は分かっていたのかな??ヒロ・MANAMI・ヒカルに続いて4位のバトルは1周目からずっと続いていて#93越川蒼空、#173みゆうのバトル。最終ラップでみゆうが抜いてチェッカーを受けた。この粘り勝ちはヒート2へ続いていけるか?


ヒート2
 ヒート2も飛び出したのは#14ヒカル。そしてヒート1でも競い合ったヒロはすぐ後ろ。MANAMIも4番手につけてヒート1の最後で競り勝った良いイメージをそのまま走りに変えてしっかりと走っています。

 レース中盤はペアで上位争いが展開。トップ争いがヒカルとヒロのバトル。そして3番手争いがMANAMIとみゆうのバトル。5番手争いは#23内藤仁哉と#93越川蒼空のバトル。それぞれの順位でガチンコバトルを展開。見ている父兄をハラハラさせてくれました。

 ヒート2のヒカルはちょっと違う!。2番手ヒロに付け入る隙を見せていない。バックマーカーが出てきた中盤も両者丁寧にパスしてワンツーのポジションをキープしながら後半戦へ。3番手みゆうは6周目にMANAMIの前に出てバックマーカーをパスしながら単独走行。ラスト2周、終盤では10秒ほどの差をつけてゴールへと向かう。5番手争いでは、中盤5周目で越川が内藤をかわして前に出て5位をキープしたままチェッカーを受けた。

 総合は2の1でヒカルがGET。分け合った形で1の2でヒロが2位。この後の順位も#173みゆうと#5MANAMIも3位と4位を互いに分け合い、#93越川と#23内藤も5位と6位を互いに分け合う形となった。ヒート2で前に出る事の大きさをちょっと感じる結果ですね。。。


  

【50 スーパーエキスパート&エキスパート】
ヒート1
 マディを自身得意とゆうまが速い!そして走りが安定している。オープニングは#50イッコーが2番手、3番手に#17純名、ヒートレース最初のレースなのでまだぬかるんでいるところがいっぱい。そんな中でパッシングポイントを探し出すのがこの上位クラスには求められます。

 思うに、レースというのは前にも後ろにも相手がいて、さらにその前後にも相手が・・・そして路面コンディションを見極め、瞬時の判断でラインを選び、さらにブレーキのタイミングを図り、体重移動を行わないといけない!それを10分間続けるのだからこれは大変。子供たちは意識はしていないのでしょうが、大人と同じように自分で決定をして前に前に進んでいます。そんな駆け引きが彼らを成長させていくんだと思います。これはトップだろうがビリであろうがスピードが少し違うだけでおんなじ作業をしているのです。そんな彼らは知らないうちに成長していってるんだと思いますよ。素晴らしい事だと思いませんか。

 2周目に入ってイッコーが3番手に上がり純名が一歩後退。しかしイッコーに純名はしっかりとついていっている。SEの2番手ゴウは単独で先を行くゆうまを追いかける。

 ゆうまがガンガン逃げてその速さを見せつける。2番手SEのゴウも自分の走りをしっかりと披露している。怪我から復帰した#16万木大夢はレース感が完全に戻っていないようで少しチュウチョしているような感じ。中盤5周目にSEの#77ダイトを抑えて3番手に浮上。前を行くエキスパートの二人にはなんとか食らいついて、チャンスがあれば抜きたいところ・・・

 エキスパートのトップ争いはずっとイッコーが抑えていた。おそらく純名は毎周回仕掛けどころを後ろでじっくり観察していたのでしょう。3コーナーでも仕掛け、その他でもコーナー毎に仕掛けていたのだ・・・が、終盤の8周目に入る直前の最終コーナーで狙いすましていたかのようにインをついてイッコーを抜いて総合3番、エキスパートトップに躍り出た。そしてその純名に続かんと#16万木も一気に前に出ようと1コーナーでインを狙うがイッコーの巧みなコーナーリングで抑え込まれ、白熱したバトルは後半ラスト3周へと持ち込まれる。

 トップゆうまは20秒以上のアドバンテージを築き安定飛行へ、、そしてゴウのライディングも安定している。7周目からはバックマーカーが入って各車慎重なライディングへと変わる。しかしエキスパートのトップ争いは純名、イッコーのバトルに後方から追い上げてきた#75太陽が加わって3つ巴の争いに変わっていった。SEの万木も残りの周回でなんとか一つでも順位を上げておきたいところ。

 ラスト2周で純名はイッコーを少し引き離し、余裕を持ってのチェッカーを受け、イッコーと万木のマッチアップとなるもイッコーは冷静に抑えきってそのままチェッカーを受け、3位に太陽が入る。ヒート2もこのメンツでのバトルになるのか?それとも他のライダーが台頭してくるのか?楽しみです。
 

ヒート2
 スタートで飛び出したのはエキスパートの#75太陽、#163だいちで、ゆうまは少し呑まれたももののヒート1の勢いと安定感はピカイチ!
 オープニングを太陽、ゆうま、だいち、#60町田、#51高聖、#76光希、純名、イッコーの順でクリアーしていくがほぼエキスパートのライダーが上位。ヒート1同様にゆうまが逃げる、そしてヒート1で後半追い上げてイメージ良くつなげた#75太陽が単独2番手、そしてヒート1ではスタートで出遅れてしまった#163だいちが気合の入った走りで純名・町田・イッコーを抑えて周回を重ね、4周をクリアしていく。

 トップゆうまと2番手太陽との差は8秒ほどで、太陽も2位に甘んじることなくゆうまに追い付かんと頑張っています。そして3番手の#163だいちとの差は10秒ほどで何事も無ければそのまま逃げ切る事が出来るアドバンテージはすでに確立できている。

 中盤5周目に突入した1コーナーで純名・イッコーがだいちの前に出て2番手太陽を追撃開始。そしてその後ろではSEの2番手争いで万木とゴウのバトルも面白い。トップゆうまと太陽との差は10秒以上。そして総合3位エキスパート2番手争いの純名と太陽の差は10秒程度。残り時間でこの差を埋めるのはちょっと至難の技かな?

 もうそろそろL1が出そうな雰囲気を感じ取った上位陣は勝負に出たのか?ゆうまにL1を出した後に続いてきたのは太陽。そして純名の姿がなく、万木が3番手でSEの2位、そしてイッコー、ゴウ、町田、純名、だいちと続いて戻ってきた。純名は意地を見せ最終で一つ順位を上げて3位に食い込んだ。

 スーパーエキスパートは#71ゆうまがピンピンで余裕の勝利。そしてヒート2の最後の最後で順位を上げた#16万木大夢が3の2で総合2位をGET。これをキッカケに以前の速さが戻ってくるかな?エキスパートはヒート2でスタートから飛び出し安定した走りを披露した#75太陽がヒート1のリベンジを果たして3の1でお見事総合優勝。純名は1の3で総合2位。ヒート2は呑まれてしまい、ミスをしながらもしっかりと追い上げての3位だったので悔いはないかな?イッコーは2の2で総合3位の結果なんですが、イッコーくんは毎レース激しいバトルを見せてくれていて、競い合いながらうまくなっていってるんじゃないでしょうか?ぶっちぎりでゴールするイッコーくんが見たいですねぇ。

  

雨上がりでコンディションは回復傾向。無理のタイスケにも対応して頂き感謝いたします。モトクロスは泥でもやる競技ではありますが、技量の面で無理なクラスもありますので、今後もいろいろな対処をして開催をして参ります。次戦は軽井沢です。じめじめした梅雨を感じさせない気持ちの良い避暑地のコースです。ぜひ参加下さい。そして感謝祭も8月のお盆13日14日で開催いたします。こちらも楽しみにしていてください。(7月2日・3日の練習走行はクラス分けして開催いたします。)

 
 
 
 
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